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最初はお金があれば幸せになれると思っていた。
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∧_,,,
(# ゚;;-)
/;;; ノ
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お金が増えても幸せになれなかったのは
まだまだお金が足りないから。
私が幸せになるためには
もっと多くのお金が必要なんだと思っていた。
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そんな時に、ふとしたきっかけから彼と過ごすようになった。
私はその考えが間違いだということに気付いた。
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∧_,,,
(゚-;;゚#)
/;;; ノ
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「どうすれば幸せになれるのか」
彼も、そんなことはわからないと言っていた。
だけど照れくさそうに彼は私にこう言った。
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「二人で一緒に探していこう」
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∧ ∧ ∧_,,,
(,, ^Д) (-;;゚#;)
/ つ | ;;ヽ
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探し物はすぐ近くにある。
きっとすぐに見つかる。
そう思えた。
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ある日突然、彼は私の前からいなくなった。
だけど手を離してしまったのは私のほう。
心にもないことを一方的に言い放ってしまった。
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∧ ... ∧_,,,
(,, ... (-;;゚#;)
/ ..... と ;;ヽ
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許されるのなら、彼とまたやり直したい。
だけど今まで間違ったことをしてきた
こんな私に、その資格はない。
まずは過去の清算をしなければ――
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| ┌──────────────‐
| |彼女はある犯罪組織の一員で、
| |その組織の壊滅を望んでいます。
| | それが過去の清算であると-┌────────‐
| └───v──────── |余計な話が多いな。
__. | ∧_∧ └─y───────
/ /|| | ( ・∀・) ∧,,∧
| ̄|| ||_ | ( ) ミ゚ ,,彡 ∧ ∧
| |レ'/!'  ̄ ̄ ̄ | | |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ミ ミ) ̄ く(Д゚ ,,)7 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|_|/ |. (__)_) ミ ミ 7V::::::〉
|| ̄|| / し` J く::::::::::」
||_||/ UU
/
/
∧,,∧
┌─ミ,,゚Д゚彡──────────────‐
|大事なのはその組織壊滅の協力をすれば
|アジトを作る資金が得られるということだけだ。
|その地球人の都合などには興味はない。
└───────────────────
┌─────────‐
| ……そうですね。
└───y──────
∧_∧ ∧ ∧
(・∀・ ) ┌───く(゚Д゚,,)7‐
( ) | なぁ、モラよ。
└───────
┌─────────‐
|話はそれで終わりか?
└───y──────
∧ ∧ ∧_∧
く(,, ゚Д)7 (∀・ ;)
/::::::V| ( )
┌───^───────‐
|まだ何かあるのだろう?
|顔にそう書いてあるぞ
└───────────
┌───────────‐
|…その男の写真を見ました。
└───y────────
∧_∧
(-∀- )
( )
┌───^────────‐
|…間違いありません。
|エーレンジャーの一員です。
└────────────
∧,,∧
┌─ミ,,゚Д゚彡────────────
|…成程、素性を明かせないわけだ。
|レモナ諜報員によると他のメンバーも
|同様に突然の転居をしている。
└──────────────────────
|向こうも動いているということだな。
|尚更これをを利用しない手はない。
└───y────────────
∧ ∧
く(゚Д゚,,)7
7V:::::〉
┌─────────────────‐
|アジトが完成し次第その女を洗脳手術し、
|スパイとして送り出しましょう。
└───y──────────────
∧,,∧ ∧ ∧
ミ,, ゚Д彡 く(Д゚ ,,)7
とミ ミつ 7V::::::〉
┌────^─────────‐
|今すぐできればいいのだが、
|環境が整っていないのが残念だな。
└──────────────
┌────────────‐
|モラ、お手柄だな。
|まずは組織の壊滅を頼むぞ。
└───v─────────
ポン
∧ ∧ ∧_∧
く(,, ゚Д)7(∀- ,)
/::::::V」-( )
┌───^──────‐
|…はい、わかりました。
└──────────
゜ 。
+ . ¨ ・ .
o 。゚ . + , ゜ ゚ 。
。 ゜
・ ¨ + . ゜
. . .. .
゜ 。 , . 。゜ . . .. . ∴
. .. . . 。゚ . , ゚ 。
. . .. .
o 。゚ . , ゚ 。
。 ゜
・ ¨ +
┌──────────────‐
|僕達は地球を征服するために、
|ずっと向こうの星から地球に来た。
└───y───────────
∧_∧h
(, ・∀)′ (A`,,)
/ ノ ( )
"~`""~`""~`""(_ノ へへ_~`""~`"~`' ||"~`"~`""~`"~`""~`"~`""~`"~`""~`"~`""~`"
 ̄ `┘ ┘
┌───^─────────────‐
|僕は総帥の為になら命を捧げてもいい。
|力になれることはなんだってしたい。
└─────────────────
┌────────────‐
|だけどね。
|あの地球人の女の子には
|幸せになってもらいたいんだ。
└───y─────────
∧_∧
(, ・∀) (A`,,)
と ノつ ( )
"~`""~`""~`"" ( へへ_~`""~`"~`' ||"~`"~`""~`"~`""~`"~`""~`"~`""~`"~`""~`"
 ̄ `┘ ┘
┌───^─────────────‐
|でも、そうするためには
|総帥を裏切らなければならないんだよね。
|相手がエーレンジャーの一員であることを
|僕は隠そうとしていた。
└─────────────────
∧_∧
┌─( ・∀・)──────────
|大切な人と一緒にいたいってのは
|どこの星でも同じなんだね。
|ドクヲにもそういう人っているの?
└──────────────
('A`,,)
( )
('A`,,)
( ) ★ ドクヲに聞くな