＿＿＿＿_ ┌──────────
＿＿＿ | | ｜ここから解放されれば
|| || || || || | | ｜向かう先は仲間のもと。
|| || || || || | | └───О──────
￣￣￣ | | ／V＼ о
| | （−・ ,）
| | （ ）
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｜｜ ｜￣￣￣￣￣￣￣￣
（__（＿__）
о
┌───О────────
｜つまりはアジトへの
｜道案内をしてくれるということ。
└────────────
┌─────────────
｜確かにその通りだ。
｜手段としては一番手っ取り早い。
└──О──────────
／V＼ о
（・−・ ）
（ ）
о
┌───О─────────
｜だがしかし、
｜そう都合よく事が運ぶのか…？
└─────────────
|
| ＿＿＿＿
| |＼. | ＿＿＿
| | || | l / || || || || ||
| | || λ＿λ || || || || ||
| | || （ー´ ,） ￣￣￣
| | ||と О）
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿| || ｜ |｜＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
／ ＼|| （＿_ﾉﾉ
／
／
┌─────────‐
＿＿｜なんだ、まだいたのか。
＿＿＿ | └───ｖ──────
|| || || || || | | ｜ え、ええ。
|| || || || || | λ＿λ └───ｙ────
￣￣￣ | （ ｀ー´） ／V＼
| （ ） （−・ ,）
| ｜ ｜ | （ ）
. ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣（＿_）＿）￣￣ ｜｜ ｜￣￣￣￣￣￣￣￣
（__（＿__）
┌───＾───────‐
｜ 話はどうしたんですか？
└───────────
┌───────────‐
＿＿＿＿_ ｜いくつか確認しただけだ。
＿＿＿ | | ｜そんなに時間はかからんさ。
|| || || || || | | └───ｙ────────
|| || || || || | | λ＿λ
￣￣￣ | | ／V＼ （, ｀ー）
| | （, ・−） （ つ
| | （ ） 人 Ｙ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｜｜ ｜￣ し ヽ＿）￣￣￣￣￣￣
（__（＿__）
┌──────────────‐
｜正直なところ、隊長の考え通りに
｜進むとは思えませんが…
└───ｙ─────────
／V＼ λ＿λ
（ ・−・） （, ｀ー）
（ ） （ つと
｜｜ ｜ ｜ ｜ 〉
（__（＿__） （＿__）_）
┌───＾─────‐
｜ どうしてそう思う？
└─────────
┌──────────────‐
｜捕まるようなヘマをした奴ですよ。
｜再び仲間として受け入れますかね？
└───ｖ───────────
／V＼ λ＿λ
（ ・−・） （ー´ ,）
（ ） （ ）
｜ ｜ | ｜ ｜ 〉
（＿__）__） （＿__）_）
┌────＾───────‐
｜アジトに戻れなければ
｜案内役にはなれませんよ。
└────────────
／V＼
┌─（ ・−・）──────────‐
｜それに、奴が今のアジトの場所を λ＿λ
｜知っているとは思えません。 ┌────────（｀ー´ ）─‐
｜拘束中に情報が入るはずもないですし。 ｜そうだな、おそらく彼は
└───────────────── ｜アジトの場所を知らないだろう。
| ＿＿＿＿ └─────────────
| | | ＿＿＿
| | | || || || || ||
| | | || || || || ||
| | | ￣￣￣
| | |
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿|＿＿＿＿_|＿＿＿ ∧＿∧ ＿＿＿＿＿＿＿
／ （・∀・ ）
／ 7 ヽ
／ とと ﾉО
┌─────────────
＿＿＿＿_ ｜だが仲間と連絡を
＿＿＿ | | ｜取る手段があるとすれば別だ。
|| || || || || | | └────ｙ────────‐
|| || || || || | | λ＿λ
￣￣￣ | | ／V＼ （ー´ ,）
| | （, ・−） （ ）
| | （ ） ｜｜ ｜
. ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｜ ｜｜￣￣￣￣￣￣ （__（＿__） ￣￣￣￣￣￣￣￣￣
（＿__）__）
┌───＾──────────‐
｜アジトの場所は知らなくてもいい。
｜仲間と合流できればいいのだから。
└──────────────
┌──────────────────
｜例えばここにいることが苦痛であるなら
｜どんな状態であっても、
｜逃げだせたこと自体に意味を持つだろう。
└──────────────────
∧ ∧
∧＿∧ (ﾟーﾟ*)
（T∀T (≪と ヽ
ﾐ三三三ﾐ 7 〜
とと ＿ﾉ (_／丿
┌─────────────────
｜しかし実際はそうではない。
｜むしろ居心地が良いともいえる環境だ。
｜こちらの動向もある程度把握できるしな。
└─────────────────
∧＿∧ ┼ｘ
∧＿∧ （ ・∀・） ∧＿∧
（・∀・ ） （ ） （∀｀ ,）
ﾐ三三三ﾐ → ｜｜ ｜ と ヽ
とと ＿ﾉО （__（＿__）
┌─────────────‐
｜もし連絡を取る術がなかったら
｜完全に孤立してしまう。
└────ｙ─────────
λ＿λ
（｀ー´ ）
（ ）
┌───＾──────────‐
｜それならいっそここに留まる方が
｜マシだと考えるだろう。
└──────────────
┌────────────
＿＿＿＿_ ｜ところがどうやら
＿＿＿ | | ｜ここに留まる気はないらしい。
|| || || || || | | └────ｙ───────‐
|| || || || || | | λ＿λ
￣￣￣ | | ／V＼ （ー´ ,）
| | （, ・−） （ ）
| | （ ） ｜｜ ｜
. ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｜ ｜｜￣￣￣￣￣￣ （__（＿__） ￣￣￣￣￣￣￣￣￣
（＿__）__）
┌───＾──────────‐
｜本来我々とは敵対関係なので
｜当然と言えば当然だが、
｜何故簡単にそういう決断をできたのか。
└────────────────
┌───────────────
｜ここを出た先に何かアテがあるから。
｜そう考えてもおかしくはないだろ？
└───|／───────────
┬‐､
┬x -| ＼
γ´ Y
| -‐ ｜
ヽー 丿
￣7 く
/ 、 ヽ
| 〉 〉
＿＿＿＿_ ┌───────────
＿＿＿ | | ｜…確かにまあ、そうですね。
|| || || || || | | └───ｖ───────‐
|| || || || || | | λ＿λ
￣￣￣ | | ／V＼ （ー´ ,）
| | （, ・−） （ ）
| | （ ） ｜｜ ｜
. ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｜ ｜｜￣￣￣￣￣￣ （__（＿__） ￣￣￣￣￣￣￣￣￣
（＿__）__）
┌───＾────────‐
｜あくまで推測にすぎないがな。
｜少しは納得してくれたか？
└────────────
┌────────‐
｜ ええ、まあ。
└───ｙ─────
／V＼ λ＿λ
（ ・−・） ┌─────（｀ー´；,）─‐
（ ） ｜ホントに納得したのか？
└──────────
＿＿＿＿_
＿＿＿ | | ┌────────‐
|| || || || || | | ｜ ‥‥‥ 。
|| || || || || | | └───ｙ─────
￣￣￣ | | ／V＼
| | （, ・−）
| | （ ）
. ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｜ ｜｜￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
（＿__）__）
┌──────────────
｜考えようによってはこうなるように
｜誘導したようにもとれるが…
└───О──────────
／V＼ о
（ ・−・）
（ ）
о
┌───О──────────
｜拘束した時からすでに
｜このシナリオを想定していた…？
└──────────────
┌────────────
｜いや、流石に考えすぎか…
└──О─────────
о
／V＼
（・−・ ）
（ ）
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ Υ / ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
（＿__ﾉﾉ
★ 策士か否か
