ふらふらグローリー #07
||===========================================================||
|| =前提= ||
|| ・ 1番から5番までの水があり、その水には毒(下剤)が入っている ||
|| ・ その番号よりも大きな数字の水が解毒剤として機能する ||
|| =勝負の形式= ∧ ∧
|| ・ 相手から手渡された番号がわからない状態の水を飲み合う\ (A゚ *,,)
||=======================================================と「 Y ̄」つ
く/八 ゝ
U U
┌────────────────────────‐
|つまり「相手に何番の水を飲ませるか」と
|「自分が何番の水を飲むか」を考えればいいわけですね。
└──\(─────────────────────
∧_∧
∧_∧ XハノヘハX
( ´∀`)/ ̄ ̄ ̄\ (^∀^ ヾ|
∧_∧ l:/ \ Y ̄∧ ∧
( ・∀・)/ \ (^Д^,,)
( l:/ \ l: )
/ ∧ ∧ \
┌─(゚A゚*,,)─────────────────‐
|ただ、どうやら相手の手札には
|こちらには用意できない「6番の水」があるらしい。
└─────────────────────
┌────────────‐
|んー?なんだそれ卑怯だな。
└──\(─────────
∧_∧
∧_∧ XハノヘハX
(,;´∀`)/ ̄ ̄ ̄\ (^∀^ ヾ|
∧_∧ l:/ \ Y ̄∧ ∧
( ・∀・)/ \ (^Д^,,)
( l:/ \ l: )
/
┌───^──────────‐
|条件が対等じゃないのに
|まともにゲームとして機能するの?
└──────────────
∧_∧
┌─(´∀` )──────────‐
[自分が飲ませる] → [相手が飲む] |こっちが何を選んだところで
1(毒) < 6(解毒) |「6番の水」が解毒剤になりますよね。
2(毒) < 6(解毒) └───────────────
3(毒) < 6(解毒) ∧_∧
4(毒) < 6(解毒) ┌─(・∀・;,)─────────‐
5(毒) < 6(解毒) | なんかセコくない?それ…
└──────────────
∧ ∧
┌─(^Д^,,)─────────────
[相手が飲ませる] → [自分が飲む] |しかも相手が「6番の水」を選んできたら
6(毒) > 1 |解毒剤になる水はないってことだよなあ。
6(毒) > 2 └─────────────────
6(毒) > 3 ∧_∧
6(毒) > 4 XノハヘハX
6(毒) > 5 ┌─ |゚ノ ^∀^)───────────
|えーなにそれ、勝ち目ないってこと?
└────────────────
┌───────────────‐
|確かにその通りだ。
|「6番の水」がある以上勝ち目がない。
└────y───────────
∧ ∧
(-A-*,)
つと「ヽ
┌───^────────────‐
|実に理不尽で不愉快だ。
|こんなもの知恵比べでもなんでもない。
└────────────────
┌─────────────────‐
|まともにやって勝ち目がないんだったら
|こっちもズルすればいいんじゃないですか?
└───v──────────────
|\ /|
| \ ̄` ヽ|
γ Y
| -‐ -|
、 ∀ 丿
>====┬ n_
/ o|| | (っ )
┌────^───────────────‐
|悪知恵も知恵ってことで立派な知恵比べですよ。
└────────────────────
∧_∧
XノハヘハX
┌─ |゚ノ ^∀^)───────────────
|じゃあさ、市販の下剤を水に仕込むのはどう?
|これなら解毒剤も効かないでしょ。
└───────────────∧ ∧──‐
┌─(^Д^;)─────────────
| それは流石に反則じゃないですか?
∧_∧ └─────────────────
┌─(・∀・;,)───────────‐
| そもそも時間に間に合いませんよ…
└────────────────
┌─────────────────────
|茂名…いや、モナーの言うとおりか。
|正攻法で勝てないのならば抜け道を探すしかない。
└────О────────────────
∧ ∧ о
(-A-*,)
∩∩
о
┌───О─────────────
|どこかにきっとあるはずだ。
|相手がほぼ確実に使ってくるであろう
|「6番の水」に対抗する秘策となるものが。
└─────────────────
┌─────────────────────‐
|そもそもさ、同じ水なのに毒にも解毒剤にもなるって
|いったいどういう仕組みなんだろうね。
└────v─────────────────
∧_∧
∧_∧ XハノヘハX
(, ´∀)/ ̄ ̄ ̄\ (^∀^ ヾ|
∧_∧ l:/ と「 Y ̄∧ ∧
(, ・∀)/ \ (Д^ ,,)
( l:/ \ l: )
┌───^───────────‐
|いや、あくまでゲームですからね。
|それを言うのは野暮ったいですよ。
└───────────────
┌───────────────‐
|同じ水が毒にも解毒剤にもなる…?
ガタッ └────y───────────
∧ ∧ ∧_∧
(,,*゚A゚) ┌─(´∀`;,)─────────────‐
彡 γ 」」 |いやのーさん、食いつくところじゃないでしょ
──── UU ───── └──────────────────
┌───^───────────‐
|飲むのも、飲まされるのも、同じ水。
└───────────────
┌──────────────‐
| ──── そうか、そうだ。
└───y───────────
∧ ∧
(,,*゚A゚)
γ 」」
──── UU ─────
┌───────────────────────‐
|……仕組みは置いといてだ、同じ「6番の水」であるのに
|こちらには毒として働き、相手には解毒剤として働く。
|それは何故か。
└────v──────────────────
___´ ̄ ̄ ̄`___
\ γ Y /
| |
γ^ о о|^Y
| *__ Α _ノ |
| |. \ヽ==γ/ | |
|==| ) ∞ ( |==|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (⌒ 'っ  ̄ ̄ ̄ ̄ c' ⌒)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄  ̄ ̄
┌─────^─────────────‐
|……飲む順番の違いだ。
|毒となるのはこっちは先にそれを飲むからで、
|解毒剤となるのは、相手は後から飲むからだ。
└───────────────────
┌─────────────────────‐
|つまりはその順番を入れ替えてしまえばいい。
|こちらが「6番の水」を後から飲めば解毒剤となる。
|そして相手に「6番の水」を先に飲ませれば
|それが毒となり、この勝負に勝つことができる。
└───v──────────────────
∧ ∧
(A゚ *,,)
|Y ヽ
く/八ゝ
U U
┌───^───────‐
|これが抜け道の正体か。
└───────────
┌────────────────‐
|あれ、もしかして私、役に立っちゃった?
└───v─────────────
|いや、たぶんそうでもないですよ。
∧_∧ └──y────────────
∧_∧ XハノヘハX∩
( ´∀`)/ ̄ ̄ ̄\ (^∀^ ヾ| 7
∧_∧ l:/ と「 Y ̄∧ ∧
( ・∀・)/ \ (^ ;)
( l:/ \ l: )
┌───^───────────‐
|あとはどうやって
|そういう状況に持っていくかですね。
└───────────────
┌──────────────‐
|それに関しては一応の案はある。
└────y──────────
∧ ∧
(゚A゚*,,)
|Y ヽ
┌───^────────────‐
|だが残念ながら不確定な要素が強い。
|必勝法というには少し頼りないな。
└────────────────
┌─────────────‐
|……残り時間はあと僅か。
|詳しく説明する暇はなさそうだな。
└────y─────────
ピッ ∧ ∧
(,,*゚A゚)
σ[〕о
┌───^──────────‐
|私を信用してもらえるかどうか…
└──────────────
┌───────────────────‐
|やっぱりおかしいですよ、今日ののーさん。
|何か悪いものでも食べたんじゃないですかね。
└──\(────────────────
∧_∧
∧_∧ XハノヘハX
( ´∀`)/ ̄ ̄ ̄\ (^∀^ ヾ|
∧_∧ l:/ \ Y ̄∧ ∧
( ・∀・)/ \ (^Д^,,)
( l:/ \ l: )
┌───^────────‐
|こういう日もあるんじゃない?
└────────────
★ できると逆に心配になる